こんにちは。やすこです。
今回はとんでもなく酷い反抗期を乗り越え、
自分の夢を叶えていった長男について
お伝えしようと思います。
春を迎え、意気揚々と人生の扉を開けるお子さんもいれば、
思い通りの結果が出ず、不安を感じている
お子さんもいらっしゃるかもしれませんね。
でもね、親のちょっとした関わり方で
自己肯定感を高めれてあげれば
力強く自分の夢を叶えていく子に
きっと育つと思います。
そのヒントになれば嬉しいです。
リラックスして聞いてくださいね。
極悪反抗期を経た現在の長男
現在我が家の長男は自身の夢を叶え、
東京で消防士として働いています。
今は結婚もし、子供もいて、理想通りの家も建て、
人生を謳歌している様ですが、
反抗期が酷く、大変な子育てを経験しました。
反抗期真っ盛り〜その1〜
小学5年生の頃、少し反抗期の兆しはありましたが、
でも中学1年の頃までは、
手のかからない素直な良い子だったんです。
でも俗に言う中2病?・・・
あれ?親(と言うより母親の私)の言う事は聞かなくなるし、
目つきは悪くなるし、悪態はつくし・・・
昔の可愛い〇〇はどこに行ったのー?と心の中で叫んでいました。
一番酷かったのは中学3年生の頃・・・
忘れもしない合唱祭当日。
朝はいつものように学校へ送り出し、
私はママ友数人と合唱祭を観に行きました。
息子のクラスの順番になり、
舞台上にいるはずの息子の姿がありません。
アレ?体調でも悪くなったのかな?と思っていると
隣のママ友が「一番後ろの右端の子、〇〇ちゃんじゃない?」と。
その子、頭は丸坊主というかほぼスキンヘッドで、眉毛も無く・・・
「んなわけないじゃん、だって朝、髪の毛あったもん」と私。
・・・でも、よくよく見ると・・・長男でした〜。
「えっえーーーーー???!!!何が起こった?アンタに!」
叫びそうになるのを必死で抑え、
気の毒そうに見つめるママ友の視線に耐えながら合唱祭を終え、
家に帰って来た長男を問い詰めました。
「は?最初はバリカンでちょっと切るつもりが
いびつになったから全部刈っただけ。
坊主で眉毛があると変だったから眉毛も剃った」と。
「アンタ学校へバリカン持って行ったの?
いつそんなことしたの?
先生は怒らなかったの?」
という私の問いかけには答えず、さっさと出かけて行きました。
反抗期真っ盛り〜その2〜
それから中3の夏休み明けの事、
担任の先生から電話が来て
「夏休みの宿題が提出されていないの〇〇君だけですが、
お母さんからも提出するよう促してください」という連絡。
「おんどりゃ〜今年は受験生だろうが〜!!!」と
頭に血が昇った私は子供部屋へ乗り込み、
飛び蹴りでもしてやろうかと思ったものの
流石に返り討ちが怖くて(力にはかないません)
携帯電話をぶっ壊してやりました!
(当時は今のスマホのような形ではなく、
2つ折りのガラケーだったため
非力の私でもすぐ壊す事ができたんです)
・・・流石に私には手を出さなかったけど、
代わりに壁に穴が開きました・・・
不思議なポジティブシンキング
こんな長男なので、テスト前でも家で勉強する姿なんて
見た事がありません。
小学校の頃は勉強も普通にでき、自慢の子だったはずなのに・・・
高校は公立高校に滑り、3流の私立高校へ。
ただ不思議だったのが常に
「俺は運が良い。俺は持ってる」と言う息子の姿。
もちろん「引き寄せの法則」
など知る由もない息子が
常に言っていた言葉です。
ただ公立に滑って入った私立高校では先生や友人に恵まれ、
校長先生からは「レスキュー〇〇」とあだ名を付けられて
可愛がられていました。
結果的にこの私立校へ入学してラッキーでした。
本人の希望もあり、大学へは進学せず
(というか、行ける大学もなかったはず)
公務員受験用の専門学校へ。
でも全く家で勉強をしている姿を見たことも、
参考書を開いている姿を見た事もありません。
でも「俺は東京消防庁へ行く」と。
「アンタ倍率わかってるの⁉︎
行きたいならそれなりの勉強しなさい!」と
怒鳴る私。
・・・でもその年、合格したんですよね。
結構な倍率でしたが、中学生からの夢をすんなり叶えました。
子供の自己肯定感って6歳までに決まるんです。
子どもが「あれをやりたい。これをやりたい。」って言った時に
どんな風に声をかけるか?
これがすごく大事なんですね。
何をやる時でも
「一度やってみたら?」と自由に育てられた子ほど
自己肯定感の高い子が育ちます。
自分の挑戦や意志を尊重してくれる人が身近にいると、
安心できるし、その子の自信になっていくんですよね。
こういう言葉って無意識に刷り込まれますからね。
逆に・・・
大人になっても自信がない人は、
子どもの頃、親や周りの大人(先生とか)に
否定されて育った人が多いです。
幼少期に、あれもダメ、これもダメと言われてきたから、
何をするにしてもホントに大丈夫かな?って
思っちゃうんですよね。
「うわ、なんでも口うるさく注意しちゃってるわ…」
「今、子どもが高校生になってるからもう手遅れかな?」
と思われる人もいるかもしれませんが
安心してください。
今からでも遅くありません。
あなたがやるべきことは・・・
お子さんの言葉に対し常に肯定的な言葉で返してあげる事
いつも味方がいるという安心感を与えてあげる事
それだけだと思います。
すぐにダメよ!と言い過ぎると
子どもの自己肯定感は下がってしまいますからね。
子供への接し方
私は息子に怒鳴ることがあっても、
夢を否定することだけはしませんでした。
息子がプロ野球選手になりたい!と言っても、
宇宙飛行士になりたい!と言っても、
「ママは応援するよ」と常に味方でいたんです。
ここで一番やってはいけないのが、
「アンタになんかになれるわけないじゃん」と否定してしまうこと。
なぜなら、否定された言葉って
子供の心の奥深くへ刻み込まれてしまうからです。
潜在意識という本人も意識しない深い領域へ。
なのでもし、とてつもない夢を語っても
是非応援し、味方でいてあげてくださいね。
ちなみに私の孫は、妖精になりたいと言っています。(笑)
きっと可愛い妖精になる事でしょう。
もし普段お子さんを褒めない人も、
今日は一つでいいので、褒めてみてあげてください。
親に褒められて嫌なお子さんはいないし、
何よりあなた自身が自分を肯定することにもつながります。
そして褒めてみてなにか心境の変化があったら
ぜひ私にこっそり教えてくださいね。
・・・ということで今日はこの辺で。
それではまたね。
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