こんにちは。やすこです。
3月20日、春分の日。
私はマヤ暦を共に学んだ友人たちと3人で
岐阜県下呂市にある金山巨石群を訪れました。
古代のロマンを感じさせるこの場所は、
知る人ぞ知るパワースポット。
実は今回の旅、私たちにとっては
リベンジ旅行でもあったんです!
というのも、昨年の12月22日。
冬至の日に「光の宴が見られる!」と
大盛り上がりで出かけたことがありました。
・・・が、しかし。
現地に着いてみると、何も見えず。
あっけなく撃沈……。
仕方なく下呂温泉に入って、観光して、
「ま、これはこれで楽しかったよね〜」
なんて言いながら帰った・・・
そんなちょっと苦い思い出がありまして
だからこそ、今回は
「今度こそ絶対に見るぞ!」と、
心の中で静かにリベンジに燃えていたんです!
そして今回・・・
実際に春分の日に足を運んでみると、
まるで時空を超えたような不思議な体験や、
思いがけない素敵な出会いに恵まれる、
特別な一日となりました。
この旅で感じた様々な奇跡を、
ぜひあなたにもお届けできたら嬉しいです。
金山巨石群てどんな所?
岐阜県下呂市の静かな山あいに、
そっと佇む「岩屋岩陰遺跡(いわやいわかげいせき)
別名:金山巨石群(かなやまきょせきぐん)」。
発見された当初は木が生い茂り、
その姿を確認することは難しかったそうです。
そして階段上の「ほこら」は春分の日のみ扉が開き、
中を見学する事ができます。
この場所は、紀元前数千年前・・・
はるか太古の昔から、人々に大切にされてきた
神秘の巨石遺跡です。
発掘調査では、縄文時代の石器が発見され、
ここがずっと昔から人の営みと共にあったことが
証明されています。
また、近年では「この巨石たちは、
天体の動きを読むために使われていたのではないか」
というロマンあふれる説もささやかれています。
(私は古代の宇宙船の
ステーションだったのではないかと
思っています笑)
満天の星空のもと、古代の人々もきっと、
石に寄り添いながら宇宙に
耳を澄ませていたのでしょう。
そんな姿を想像すると
なんだか懐かしいような
不思議な感覚を覚えるのは私だけでしょうか?
地球も、宇宙も、そして私たち自身も、
すべてが繋がっている──そんな壮大な世界観に、
触れられる場所・・・
目には見えないけれど、確かに存在するもの。
そんな宇宙からのメッセージに、
出会えた感覚でした。
2025年3月20日春分の日の不思議な体験
当日は、早朝に家を出発し、
8時頃には現地に到着。
前日は雨や雪が降っていたそうですが、
私たちが訪れた当日は抜けるような青空。
なんせ陽の祭典なので、
雲がかかっているだけでも
見る事ができません。
まだ3月の朝の空気は冷たさが残っていましたが
山々に囲まれた静かな場所で、
私たちは朝日が昇るのを静かに待っていました。
やがて、ボランティアとして
案内してくださった男性の誘導で、
私たちは東の山並みに目を向けました。
すると、まるで待ち合わせたかのような
タイミングで、山と山の狭間から
一筋の光が差し込み始めたんです。
冷たく澄み渡った山肌に
眩しいほどの光が差し込み、
あたりは一瞬にして幻想的な世界に。
思わず「わぁ〜凄い!」という言葉が
こぼれていました。
まるで太陽が語りかけてくるような、
そんな特別な空気に包まれた瞬間でした。
その後、私たちは場所を移し、
岩と岩の間から差し込む
「一筋の光」を待つために、
静かに「ほこら」へと向かいました。
あたりは神聖な空気に包まれ、
心だけが高揚するのを感じました。
そして、時刻は9時半。
ついに、その瞬間が訪れました。
岩の間から、
まるで小石のような小さな光が
そっと顔を出しはじめたんです。
周りにいた人たちも固唾を飲んで
その瞬間を見守っていました。
私もドキドキワクワク・・・
最初は小さな点だった光は、
ゆっくりと、でも確実に
少しずつ大きく膨らんでいきます。
不思議だったのは、差し込んできた光と、
そこに置かれていた小石の大きさと形が、
驚くほどぴったりと重なったこと。
言葉では言い表せない、
古代の人の叡智を感じました。
現地では、ボランティアのガイドさんが
丁寧にその現象について説明してくださり、
私たちはその特別なひとときを
心ゆくまで味わいました。
そして、いよいよ・・・
待ちに待った、
その光を「手ですくう」瞬間がやってきたんです。
手のひらにそっと光を乗せるような感覚は、
言葉にならないほど感動的でした
手のひらに光を受け止めた瞬間、
私は胸の奥が温かくなるのを感じました。
それはただ「光をすくった」という
出来事を超えて、
「私もこの世界の一部だったんだ」と
深く腑に落ちた感覚。
そんな、言葉ではうまく説明できないほど
感動的な瞬間でした。
あなたにも是非あの場で感じていただけたらと
思います。
映画「君の名は」にも登場しています
実は、あの大ヒット映画「君の名は」にも、
金山巨石群がこっそり登場しているのを
ご存じでしたか?
ほんの一瞬ですが、
糸守町を訪れた瀧や司、
奥寺先輩が宿泊する「飛騨山荘」のシーンで、
金山巨石群のポスターが背景に
映り込んでいるんです。
司と話す奥寺先輩の背後に、さりげなく、
でもしっかりと描かれている巨石群のポスター。
知ったうえで映画を見直すと、
ただの背景には思えなくなります。
隕石、巨石遺跡、そして時空を超えたつながり・・・
細部まで練り込まれた世界観の中に、
この神秘的な巨石群が存在していたのだと気づいた時、
映画の見方も、そして金山巨石群に
抱くロマンも、大きく変わりました。
小さな“気づき”が、私たちの中に
新しい宇宙を広げるのかもしれませんね。
マヤ暦で繋がる不思議な縁
金山巨石群には、昼に近づくにつれて、
さらに多くの観光客が集まってきました。
大型観光バスも来ていて、
朝の静けさからうって変わって
徐々に賑やかな場所へと変わっていきました。
その中には、マヤ暦を学ぶ仲間たちの姿もあり、
見えない糸で導かれるように
人々が集まってくる、不思議な空間でした。
そんな中で、ひときわ驚く
出会いがあったんです。
それは、私と同じkinナンバーを持つ人との出会い。
簡単にいうと、同じ誕生日の人と
強力なパワースポットで出会えたという事です。
どんなに日常で探しても、
なかなか巡り会う事のできないご縁。
それなのに、このパワースポットで、
自然な流れの中で、
まるで「待っていてくれた」かのように
出会えたんです。
マヤ暦という共通の言葉を持っているからこそ、
初めて会ったはずなのに、
以前から知っていたような・・・
どんな場所でも、どんな状況でも、
マヤ暦を通して、人と人は
温かく繋がることができる。
そんな確かな手ごたえを感じながら
私はまた少しマヤ暦の世界が
広がったように思いました。
金山巨石群の最後は温泉で締めくくり
旅の締めくくりは、下呂温泉へ。
下呂市にある下呂温泉は、
「有馬温泉」「草津温泉」と並ぶ、
日本三大名湯のひとつ。
古くから多くの人に愛され続けてきた、
由緒ある温泉です。
せっかくここまで来たんだから・・・
そんな思いで、少し足を伸ばして
私たちは「美輝の里温泉」へ向かいました。
早朝からたくさん動いた体に、
じんわりと沁み渡るお湯の心地良さ。
まるで全身がふわっとほどけるようで、
深く癒されるのを感じました。
気のおけない友人たちと、
今日という一日を振り返りながら、
静かに、でも心はぽかぽかと
温かく満たされていく・・・
そんな素敵な時間は、旅の締めくくりに
ふさわしいひと時となりました。
「また来年の春分の日にも、
金山巨石群を訪れたいね」
そんな約束をしつつ、
名残惜しさを感じながら帰路につきました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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